天衣無縫 〜院長のひとりごと

当院には沢山のスポーツに励む方がプロ・アマを問わず来院されます。試合などの実戦や日常の練習などに向かう時に、「やはり精神が大事ですよね？」や「身体が強ければ心も強いですよね？」などのご質問をいただきます。これは心と身体を分けた考え方だと思うのですが、脳と脊髄という中枢神経を身体と心を繋ぐモノとしてみると、ことを行うときに心と身体を分けて考えることは出来ず、意識がそのことに向き集中している時は身体も最も伸びやかな状態にありどんな動きにも対応出来る運動状態にあります。身体を繊細にシビアに見ることが出来るようになると、身体のコンディションは良かったけれどとか、メンタルは強かったけれどなどと言う話はなくなります。
心を通して身体が解るし、身体を通して心が解るのです。
それらを分けて対策を考えるのではなかなか結果が出ない状態が続きます。
多くの方に、心と身体が一致した迷いのない運動状態をお伝えするよう励む毎日です。

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