天衣無縫 〜院長のひとりごと
動ける力
掲載日 : 2015年11月25日
富士山の山頂に雪が積もり、いよいよ冬の到来となって来ました。
今年の夏は終わりが早く、そして冬の訪れも遅かったために秋と言う揺らいだ季節が長かったように思います。朝晩は冷えるのに日中はシャツ一枚でいられるぼど暖かくなるために、この寒暖の差、温度の揺らぎについて行けずに、フラフラした不安定感や風邪のように鼻水や咳が止まらないなどの多くの方の受診がありました。
このような季節の動きについて行けない方に共通して観られるのが、身体の偏りにある一定の方向があり、身体が硬くなり呼吸等も含めて、身体が自由に動けていないということがあります。
身体の数ヶ所を動けるようにしていくと、今出ている炎症症状もすぐに消えますし、しばらく治療を繰り返していくと、少々の季節の変化にもしっかり身体が対応して、不快な症状は出なくなるものです。
生まれつきや体質などと、諦める必要はないように思うのです。