天衣無縫 〜院長のひとりごと

先日、フィギュアスケート全日本大会が行われました。男女共にそれぞれの選手が全力の演技を見せてくれました。
演技がパーフェクトに決まった時の選手、そして、私達の充実感はなんとも言えない感動があります。
そして、望まないながら転倒してしまった選手が、すぐに起き上がって何事もなかったように、むしろ転倒する前よりもっと演技に集中し全力で向かう様は、違った意味で私達観客の感動を呼びます。

私達の人生が偉大な演技だとすれば、不本意にも転倒する事があったとしても、フィギュアスケートの選手が転倒からすぐ起き上がって演技に集中するように、私達もまたすぐに起き上がって現状出来ることに集中することが現実を好転させる秘訣だと思うのです。転倒を嘆くのではなく、すぐにその場の演技に集中し演じきることで、そうありたい現実に向かうのです。

フィギュアスケートがなぜ私達の胸を熱くするのか、一つわかったような氣がしました。

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